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電気ポットはコーヒーや紅茶などを入れるのには非常に便利な調理機器です。
また小さな赤ちゃんの哺乳瓶に入れるミルクや離乳食などをお作りになられる方もいらっしゃると思いますが、そこで心配なのは電気ポットが沸かすお湯の安全性です。
食の安全性が問われている現在では多くの疑問や問題が提起されています。
今回は電気ポットに使われているプラスチック部品のBPA(ビスフェノールA)など様々な化学物質などの安全性を中心に徹底的な解説をいたします。
- 電気ポットは安全な家電
- BPA(ビスフェノールA)とは
- 電気ポットを使用するさいここに注目!
- 電気ポットの安全性
- お勧めの電気ポットは、象印マイコン沸とう電動ポットCD-SE50
- まとめ
電気ポットは安全な家電
家電と呼ばれるものは何かしらの危険性もはらんではいます。
それは家電に限らずどのような機器にもあるものです、調理器具である包丁なども使い方次第では凶器にさえなり得ます。
扇風機ですら危険性はあり、使い方を間違えたなら危ないものとなってしまします。
電気ポットの場合は使い方を間違えれば大やけどを負うといった事が目に見える危険性といえます。
以上のようにも危険と呼ばれる機器は家庭用品には多々ありますが、多くの場合それは使い方で危なくもなるという話です。
言い方を変えれば正しい用途で正しく使用すれば家庭用品は、家電に限らず殆どが安全です。
ご家庭で使われる用具、特に家電に関しては幾重にも安全に使うための厳しい安全基準や法令などがあり、すべてクリアーせずに販売されることはありません。
家電は上記の理由で安全です。
BPA(ビスフェノールA)とは
BPA(ビスフェノールA)は化学物質で、プラスチックや樹脂を製造するためにその他の化学品と一緒に使われる前駆物質です。
BPA(ビスフェノールA)は、主にポリカーボネートやエポキシ樹脂と呼ばれるプラスチックの原料として使用されます。
BPAは主に電気機器やOA機器・自動車・機械部品などに用いられ、列記したものより比べるとごく少量ではありますが食器・容器などにも含まれています。
また食品用の容器または調理器具は、体内に取り込まれる可能性のある化学物質の発生源となる恐れがあることから、食品衛生法により公衆衛生の見地から飲食により起きる健康被害を規制しています。
BPA(ビスフェノールA)は安全か?
EU・アメリカ、アジアの多くの国で、乳児用哺乳瓶などの乳幼児用品で BPA の使用が規制されています。
なぜ規制されてるかと言えば人間の人体へのBPAの影響が広がっていると考えられるからです。
2003年から2004 年にアメリカで国民健康調査が行われ、6歳以上のアメリカ人のうち93%が体内から BPA 検出可能なレベルという調査結果もあるようです。
生産レベルでは、人間への影響は吸入または皮膚接触により起こります。
消費者レベルでは、BPAの被ばくは容器の内側や、BPAを含んだプラスチックで作られた容器から、食品や飲料に
移ることが起因です。
PBAは内分泌攪乱物質であり、代謝変化・循環器系疾患・生殖器系への影響などを含むリスクに関連がらると言われ、その研究が進められているところです。
(※まだ研究の段階であり間違いなく有害物質であり健康被害が必ず起こると国内では立証されたものではありません。)
も電気ポットに使用される物質
電気ポットにはBPA以外にも多くのプラスチックや金属などが使われ電気ポットを構成しています。
その中には化学物質で作られたパーツも多く存在します。
BPA以外にも人体への影響が懸念されるものにはフッ素コートなどもあります。
フッ素コートとは製品にフッ素樹脂がコーティングされたものです。
フッ素化合物にはPFOA(ピーフォア)・PFOS(ピーフォス)と呼ばれるものがありいずれも近年では製造と使用が禁止されています。
フッ素は様々な製品で使用されており便利ではあるが少なからず環境に影響があるのではないかとある意味危惧された製品であることは間違いありませんがフッ素全般が危険という事とは話が違います。
電気ポットを使用するさいここに注目!
電気ポットを使用するさいには購入時にどの電気ポットを選ぶかで違ってきます。
最近では便利だけではなく安全性という事も電気ポットには求められています。
特に乳児などへのミルクを上げるさいにポットの湯の安全性は大きな課題です。
安全なものを追求するなら水への拘りもまた一つの大きな役割を果たします。
BPA(ビスフェノールA)・PFOA(ピーフォア)・PFOS(ピーフォス)など案外身近にあって意識しなけらば分からないものも多く混在しているものは少なくありません。
電機ポットの中にはいち早くフッ素コートやBPAフリー素材を使用し多くの有害とされる化学物質を使わないものも商品としてはあります。
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電気ポットの安全性
電気ポットの安全性はざっくり分けるなら電気ポットの転倒などによる火傷とか目に見える危険と、BPA(ビスフェノールA)・フッ素樹脂などによる目に見えない安全性といった事になります。
電気ポットは安全なもの
さんざんBPA(ビスフェノールA)やフッ素樹脂による危険性を書いてきましたが、基本電気ポットは安全なものと考えてもよいものです。
各メーカ共に安全性は製品を作る際の最も重要で最優先されているものだからです。
科学的や医学的に見て人体に悪影響があると証明または立証されたものを使って製品は製造されておりません。
電機ポット製造メーカーによる安全の取り組み
各メーカ共に電気ポットの安全性は数々の工夫により様々な機能として実装されています。
転倒時に水漏れや蒸気が噴出さないものや、有害な化学物質を使用しないといった事は各メーカー共にスタンダードな考え方で製造されていますので電気ポットは安全な機器といえます。
お勧めの電気ポットは象印マイコン沸とう電動ポットCD-SE50
象印の電気ポットは全ての商品にBPAは使用しておりません。
(※メーカーに問い合わせ済み)
各メーカ共にBPAは不使用とも使用ともHP上での記載はありませんが、象印の電気ポットには一切BPAは使用していないとの質問に対して明確に使用していないとの回答でした。
よってより高い安全性を確実にしたいのであれば象印の電気ポットをお勧めします。
中でも、マイコン沸とう電動ポットCD-SE50がおすすめです。
象印マイコン沸とう電動ポットCD-SE50の機能
マイコン空たき防止 | 万が一の空空たきに対して自動検知機能で自動的に電源を切ります |
傾斜湯もれ防止構造 | 本体を傾けた際に湯もれを最小限に構造です |
転倒湯もれ防止構造 | 本体が転倒した場合これを防止する構造です |
自動給湯ロック | お湯が10秒間注がれないとき自動給湯がロックされます |
クエン酸洗浄コース | 別売りのピカポットなどを使用し本体洗浄ができます |
フッ素加工内容器 | 内部に水垢などの汚れが付きにくくお手入れが楽です |
音でお知らせ | タイマーセット時や、沸騰時にメロディでお知らせします |
カルキとばし沸騰 | いやなカルキ臭を飛ばし沸騰させます |
センター給湯ボタン | 本体のセンターに給湯ボタンがあるため給湯がしやすい |
広口容器 | 本体構造が広口なのでお手入れが楽に出出来ます |
象印マイコン沸とう電動ポットCD-SE50の仕様
品番 | CD-SE50 |
容量(L) | 5.0リットル |
消費電力湯沸かし時(W) | 985W |
年間消費電力量(kWh/年) | 555W |
1日あたりの消費電力量(kWh/日) | 1.52W |
年間電気代(税込) | 約17,200円 |
外形寸法 | 幅23×奥行31.5×高さ34 |
重量 | 3.4kg |
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安全を最も重視した電動ポットはCD-SE50
まとめ
BPA(ビスフェノールA)などは電気ポットだけで判断できるものではありません、いくら電気ポットが安全であったとしてもそのお湯を使うマグカップなどにもBPAに代表される化学物質は存在する可能性も否定できません。
食の安全はすべてトータルで判断しなければならない問題です。
あまりにも全てにおいて懐疑的になることはある意味で普段の暮らしというものに支障をきたす恐れも出てきます。
知識として知っておくことは大事ですが、意識しすぎることは過剰反応といってもよい範疇ではないでしょうか?