エアコンのクリーニングは、多くの方は専門業者にお願いすることが多いのではないでしょうか。
勿論ご自分で専用スプレーなどを使いクリーニングなさる方もおられると思いますが、自分でエアコン洗浄スプレーでクリーニングした際の効果はどうなのでしょうか？
エアコンのクリーニングはセルフより業者にお願いするのが何故よいのかを見てまいりましょう。
- エアコンのクリーニングは何故必要かを知りたい人
- エアコンのクリーニングの頻度はどの程度が適当か知りたい人
- エアコンのクリーニングとはどのようなものかを知りたい人
- 自分でも出来るエアコンのクリーニングは出来るかを知りたい人
- エアコンのクリーニングセルフと業者に任せた場合の違いが知りたい人
エアコンのクリーニングは何故必要か？
エアコンはの仕組みから見てまいりますと、エアコンの室内機は室内の空気を吸い込みその空気を冷却して冷気を室内に循環させます。
その際吸い込んだ空気は、エアコン内部のフィルターを通り埃やごみなどをろ過します、この過程でフィルターは汚れることになるという仕組みです。
エアコンの効率から見た場合
フィルターがこの埃やごみなどで目詰まりを起こしますと、空気の流れ妨げる原因となり、これが原因でエアコンの運転効率が悪くなります。
必然的に運転効率が悪くなるという事は、空調の効きが悪くなるという事になりエアコン本来の性能が発揮できなくなる原因となります。
効率が悪いという事は、電気代も余分にかかってしまうという事にもなります。
経済的にもエアコンはお手入れが必要な電子機器です。
衛生面から見たエアコンの汚れ
また衛生面でも、汚れたエアコンを使用すると、エアコンのファンや送風口にカビなどが発生していた場合このカビの胞子を室内に放出することとなります。
それらカビの胞子を吸い込めば、咳が止まらなくなったりさらに悪化すれば呼吸困難と言った喘息発作を起こす恐れさえあります。
またカビの胞子が皮膚などに付着すればアトピー性皮膚炎などと言った症状にもなってしまいます。
その他にも、アレルギー性結膜炎・夏型過敏性肺炎と言った健康被害にも直結しがちです。
エアコンのクリーニングが必要な理由は以上のような事からです。
エアコンのクリーニングの頻度はどの程度が適当か
ではエアコンはどの程度の割合でクリーニングを行えばよいのでしょうか？
これは使用頻度や設置場所にもより多少違いはありますが、少なくとも一年に一回はクリーニングすることをお勧めします。
そのタイミングとしてはエアコンの使い始めか、エアコンの使用が一段落した時期にクリーニングするのが良いと思います。
エアコン内部は使っていなくとも埃やごみが溜まりやすい箇所ですし、目視ではなかなか見えないものです。
従って毎年この月にクリーニングをすると決めておくのがBESTなタイミングだと言えます。
いずれにせよ一年に一回はクリーニングした方が費用対効果の面から見ても合理的ですし、衛生面から見ても安心です。
エアコンのクリーニングとはどのようなものか？
業者が行うエアコンの洗浄の仕方は、専用の高圧洗浄機を使いエアコン内部を分解し洗浄することが一般的です。
いくらご自身でエアコンのフィルターをこまめに洗浄していてもエアコン内部までは洗浄できないのが現状です。
フィルターを洗浄しても、嫌なにおいやエアコンの効きが悪いと感じる事があるならそれはエアコン内部の汚れが原因と考えられます。
こういう場合にはプロの業者にエアコンの洗浄を依頼することはかなり効果的です。
プロの業者に頼めば、エアコンの分解から始まり各所に溜まっている埃などを専用のバキュームで除去し、熱交換器やフィルターなど各パーツを、専用の資機材と薬剤で高圧洗浄し徹底的にエアコンをクリーニングしていただけます。
長年放置していたエアコンなどは専門業者にお願いすることで飛躍的に効果が実感できるはずです。
自分でも出来るエアコンのクリーニング
最近では市販のエアコンクリーニング剤などと言った商品が販売させています。しかしこれらの商品はある程度一過性の効果は期待できますが、これだけでエアコン内部の汚れまでは完全に除去出来るものではありません。
商品としてはスプレータイプでエアコンに拭くだけのタイプも存在します
これらの商品はあくまでクリーニングではなく、お手入れと考え利用するのが正しい使い方でなないでしょうか。
あくまで自分で出来るクリーニングと言えば、こまめなフィルターの掃除やエアコン内部の拭き掃除程度がエアコンにとっても余分な負担をかけることなく使えるというものです。
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エアコンのクリーニング、業者とセルフの大きな違い
まず業者にお願いするか自分でやるかの基準をはっきりとさせておきましょう。
- 最初に選ぶべきポイントは「どこまでエアコンを綺麗にしたいのか」によります
自分で掃除できるエアコンの範囲は限られています。その箇所はエアコンカバー・フィルター・ルーバーの3か所程度ですがフィルターの掃除だけでもエアコンの稼働効率はかなり違ってきます。 - 最近はやりのお掃除機能付きのエアコンも実はクリーニングは必要
お掃除機能付きのエアコンでも自動で行えるのは、主にフィルターであったり一部のパーツのみでありエアコン全体をクリーニングする訳ではないからです。
お掃除機能付きのエアコンもしっかりとしたクリーニングは年に一度は行いたいものです - 業者にお願いするにはそれなりの費用が発生します
業者にお願いする最大のデメリットは費用が掛かるという事です。
相場を見てみますと一般的な家庭用エアコンのクリーニング代金は、1台1~1.5万円が相場と言われています。
しかし効率の悪いエアコンを使い続ければ電気代も高くなりますし、健康面でも心配です。したがってこの業者にお願いする費用を高いとみるか安心と効率を取るなら安いと見るかはご自身の判断です。 - 一年に一回のクリーニングなら業者に頼むべき
一年に一回の本格的なエアコンのクリーニングはやはり業者にお願いすべきではないでしょうか？、長く快適に使うためにはエアコンのクリーニングは必須です、これにかかる費用は必要経費とみなすべきではないでしょうか？
まとめ
ご自身でスプレータイプのエアコン洗浄剤を使うことは元論効果的ですが、根本的な改善には至らないと言えると思います。
エアコンのクリーニングはある意味マストなことです。
決して安価ではないエアコンを、長く快適に使うためにはエアコンのクリーニングは必ず行うべきことです。
普段のフィルターの掃除などには市販のスプレータイプのものを使用しつつ年に一度は本格的なクリーニングを行うことが、エアコンを長く快適にコスパも良く使う最も大きなコツだと位置づけて終わります。
