仕事や旅行で海外でもネットを使いたい場合、『eSIM』はとても便利で、今や必需品と言っても過言ではありません。
でも初めてSIMを使う場合、どんな業者があるのか、契約のやり方、切り替えて使う方法が分からなかったりと、不安になるのは仕方がないことだと思います。
そこで今回は、eSIMを海外で切り替えるタイミング方法、おすすめのeSIMサービスをご紹介します。
✔海外旅行の予定がある人
✔海外で働く予定のビジネスマン
✔世界を巡る冒険者
✔世界中の出来事を取材するジャーナリスト
✔海を越えてアジアや広い世界で挑戦するスポーツ関係者やファンの皆さま
eSIMやSIMカードってどんなもの?
まずeSIMについての解説ですが、その前にSIMカードについて解説します。
SIMカードは『Subscriber Identity Module』の略称で、契約者の個人情報が記録されている小さなカードのことです。
カードに記録されている情報は、契約した電話番号や、個人の識別番号などがあり、通話や通信をするときに必要不可欠。
これをスマホやタブレットなどの情報端末に挿して使用します。
そして、eSIMとは、『Embedded(組み込み式) SIM』の略称です。
最近の情報端末には内蔵の書き換え可能なマイクロチップが搭載され、そこにSIMカードに記載される情報が、デジタルデータとして提供されます
契約している情報端末を、カードを抜き差しすることなくキャリアを切り替えられるのは便利ですね。
eSIMを海外で切り替えるタイミングや方法は?
「eSIMを海外で使うときに、どのタイミングで切り替えた方が良いの?」
実際に海外へ出かける時に、eSIMをどのタイミングで切り替えるのがベストか分からないと思います。
経験したことがないのは不安だったりしますよね。
eSIMを海外で切り替えるタイミングは?
eSIMは、海外へ出発前と、到着後のタイミングで切り替えます。
それぞれ、どんな場合に切り替えるのでしょうか?
eSIMを海外で切り替えるタイミング:出発前
海外到着して、すぐにでもインターネットを使いたい場合は、出発前に切り替えた方が便利です。
「海外のWi-Fiはセキュリティ面で不安がある」という人は、ぜひ出発前に切り替え設定を済ませてください。
ウェブサービスやアプリを使用した現地でのやり取りができたら便利ですね。
eSIMを海外で切り替えるタイミング:到着後
eSIMを到着後に切り替える場合は、現地でeSIMを購入した時や、その現地のeSIMサービスの料金プランを比較してから使いたい場合が考えられます。
現地でeSIMサービスを契約した方がお得なケースもあるので、海外慣れしている方は、到着後でも良いと思います
しかし、慣れないうちは、出発前に切り替え設定した方が良いでしょう。
面倒なトラブルを抱え込まずに済みますしね。
eSIMを海外で切り替える方法は?
eSIMを海外で使う場合、そのやり方が分からない方は多いのではないでしょうか。
まずは、iOSとAndroidで、自分の機器が対応しているか調べてみましょう。
eSIMが制限されている国や地域について(2024年10月現在)
eSIMを切り替えて使おうと思っても、国や地域によっては、制限されている場合がございます。
・キューバ、イラン、北朝鮮、スーダン、シリア
米国製品が規制、禁輸されていたり、インターネットのインフラ自体が整っていない、ネット利用自体に国が強い規制をかけていることが原因です。
クリミア地域
クリミア地域も米国の規制対象であり、eSIMの利用も制限されています。
eSIMの切り替えの方法:iPhone(iOS)の場合
まずは、多くの方が使っているiPhoneやiPadのiOSでeSIMを切り替える場合から見てみましょう。
iPhoneは、XSシリーズ以降の機種で対応しています。
分からない場合は、『設定(歯車のアイコン)』→『一般』→『情報』と開いてください。
『EID』の32桁の数字が表示していれば、eSIMに対応しています。
次に「SIMフリー」の機種であるかを確認します。
『SIMロック』が『SIMロックなし』と表示されていれば、そのままでも大丈夫です。
SIMロックがかかっている場合は、契約している通信キャリアによって条件が異ります。
お使いの通信キャリアに問い合わせてください。
iPhone の eSIM は中国本土では利用できません。香港やマカオでは、一部のモデルの iPhone が eSIM に対応しています。中国本土、香港、マカオでの 2 枚の nano-SIM を使ったデュアル SIM については、こちらの記事を参照してください。旅行で中国本土を訪れる際に、eSIM でプリペイドのデータ通信プランを利用したい場合、多くのグローバル対応のサービスプロバイダがそうしたプランを提供しています。
【Apple:海外旅行中に iPhone で eSIM を使う】より引用
現地のWi-Fiサービスにつなげます。
特に仕事で現地Wi-Fiサービスを利用する場合は、情報流出のリスクに気をつけてください。
少しでも不安があるなら、出発前に設定した方が良いでしょう。
もし、出発前に購入していなければ、ネット経由でeSIMサービスを購入します。
ほとんどの場合、QRコードがメールで送られてきます。
eSIMを使う日数、1日のデータ使用容量、通話サービスの有無など、利用状況に合ったプランを選んでください。
また、QRコード以外の方法としては、機器側でアクティベートコードを入力するタイプ、アプリを使用する場合がございます。
『設定(歯車のアイコン)』→『モバイル通信』→『eSIMを追加』を選んで、送られてきたQRコードを読み込みます。
その『モバイル通信』→『eSIMに変更(使いたいeSIMを選択)』→『“この回線をONにする”をオンにする』で、切り替えてください。
『設定(歯車のアイコン)』→『モバイル通信』→『通信のオプション』→『ローミング中』を選んで、必要に応じて音声通話やデータローミングをオンにしてください。
eSIMの切り替えの方法:Androidの場合
次に、Androidでesimを切り替える方法です。
手順としては、iOSと似ています。
こちらも順を追って見ていきましょう。
最初に、お手持ちのAndroid機器のメニュー画面から歯車アイコンの『設定』を選びます。
『設定』→『ネットワークとインターネット(または接続)』→『モバイルネットワーク(または SIMカード)』
と進み、そこで『eSIMを追加(またはeSIM)』があれば、esimに対応しています。
もう一つの確認方法は『電話』→『*#06#』と入力して発信。
『EID(esim Identifier)』と表示されていれば、esimに対応しています。
現地のWi-Fiサービスにつなげます。
特に仕事で現地Wi-Fiサービスを利用する場合は、情報流出のリスクに気をつけてください。
少しでも不安があるなら、出発前に設定した方が良いでしょう。
もし、出発前に購入していなければ、ネット経由でesimサービスを購入します。
ほとんどの場合、QRコードがメールで送られてきます。
esimを使う日数、1日のデータ使用容量、通話サービスの有無など、利用状況に合ったプランを選んでください。
また、QRコード以外の方法としては、機器側でアクティベートコードを入力するタイプ、アプリを使用する場合がございます。
『設定(歯車のアイコン)』→『モバイルネットワーク』→『SIM』→『(使いたいeSIMを選んで)このカードをオンにする』を選んで、送られてきたQRコードを読みこみます。
STEP4の画面下にある『ローミング』をオンにしてください。
eSIMの有効活用法や相場について
eSIMは気軽に海外でもスマートフォンをつかえる便利なものです。
しかし、よく分からずに使い、不便に感じたりムダに料金を支払うことになって損をすることも。
eSIMを有効活用してコスパよく使うための方法や、料金の相場、そしておすすめのeSIMを紹介します
eSIMの活用方法について
挿し込み式のSIMカードは、交換作業でカード紛失の恐れがあります。
eSIMはカードを紛失する恐れはなく、カードの受け取り・返却の手間もありませんから、契約から使用するまでの手間も時間も少ないのがメリットです。
また、eSIMは複数のプロファイル(eSIM会社ごとの設定ファイル)を登録できるので、海外の国や地域をまたぐ時にとっても便利。
複数の国や地域に訪れるのに便利なプランもあります。
その場合は、こちらのプランを選んだ方が良いでしょう。
出発前に、自分に必要なプランを検討して、インストールしておくことをおすすめします。
eSIMは安い?高い?相場について
eSIMの相場については、数多くのプランがあるため、一言で言い表すのはむずかしいです。
目安として、1日1GBデータを使う場合の料金を調べてみました。
期間 | 1日当たりのデータ量 |
---|---|
1日 | 約953円 |
1週間 | 約475円 |
1か月 | 約304円 |
東アジア・東南アジア・オセアニアは比較的安く、北米やヨーロッパは少し高い傾向があります。
東アジア・東南アジア・オセアニアの一部地域だと、その他地域に比べて半額になるケースも。
長期間のプランになると大容量のデータプランが提供されて、1日当たりの料金もお得になっています。
相場を目安に、自部の状況に合ったプランを選んでください。
eSIMは数か国をまたぐプランも
数か国をまわる場合は、複数の国を対象としたプランがあります。
こちらのプランなら切り替えを気にすることがありません。
ビジネスでも、旅行でも、おすすめします。
おすすめeSIMは?選び方や格安SIMとの違いについて
eSIMの選び方に基準はある?
eSIMの選び方については、主な基準が4つあります。
- 国や地域(どこで?)
- 日数(何日?)
- データ通信量(どれくらい、どんな風に?)
- 料金(いくら?)
eSIMのプランを検討する場合、まずは、どの国で何日間使うのかを考えると思います。
そして、現地でYouTubeやNetflixなどのストリーミングサービスやビデオChatを利用するのか?
そして、予算はいくらまでOKか?
現代では、ネット環境のレベルが、渡航先の過ごし方に大きく影響します。
なので、eSIMを選ぶ基準は、データ量に余裕がある方を選ぶのがおすすめです!
データ量に余裕があれば、余計な心配しないで済みますしね。
自分に合ったeSIMのプランを検討しつつ、海外で過ごす『戦略』を考えてみてはいかがでしょうか。
おすすめのeSIMについて
これまでのことをふまえて、おすすめのeSIMサービスを2つ紹介したいと思います!
両方とも簡単にプランを購入できて大変便利ですが、どんな風に海外で過ごすのかによって。おすすめポイントに特色があります。
また、両社のSIMサービスは通話はなくデータ通信のみですが、テザリングは可能です。
JAPAN&GLOBAL eSIM:eSIMを海外で切り替えることなく、世界を歩くなら
eSIMを多くの国や地域にまたがって使うなら、JAPAN&GLOBAL eSIMJAPAN&GLOBAL eSIMがおすすめです!
いくつかの国をまたぐ場合、面倒な手間が増えます。
訪れる国ごとの契約や国をまたいだ時にeSIMを切り替える手間。
JAPAN&GLOBAL eSIMには、そんな面倒くさい手間をしないで済むメリットがあります。
- アジア(10):韓国、台湾、中国、香港、マカオ、タイ、シンガポール、マレーシア。インドネシア、ベトナム
- ヨーロッパ(36):イギリス、フランス、ドイツ、スペイン、イタリア、ポルトガル、ポーランド、ギリシャ、イスラエル、トルコなど
- 中央アジア(4):ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス。パキスタン
- アメリカ、カナダ、メキシコ3か国
- Global(108):世界の108の国や地域。日本も含まれています。
例えば、世界1周をするために⑤の「Global」プランを契約して、途中でデータ量が足りなくなっても、追加のプラン購入は簡単です。
もちろん、その他地域や各国のプランは数多くそろっており、中には日本が入っているものも。
そして海外から訪日されるかた向けの「日本プラン」もあります。
長期で海外を渡り歩くなら、ぜひJAPAN&GLOBAL eSIMをご利用ください。
\海外でもネットを簡単に使える!/
ビジネスや旅行で世界を回るなら
eSIM-san(イーシムさん):eSIMを海外で気軽に使うなら
eSIMを気軽に使うならeSIM-san(イーシムさん)をおすすめします!
例えば、近隣の韓国や台湾など、気軽に旅行する場合に、eSIM-sanは最適。
しかも料金はお手ごろで、比較的データ量も余裕があります。
というより、データ量は『無制限』プランにした方が、かなり割安でお得です!
例:韓国で利用期間が3日間の場合
データ量/1DAY | 料金 |
---|---|
500MB | 458円 |
1GB | 779円 |
2GB | 1146円 |
3GB | 1447円 |
無制限 | 1747円 |
また、多くの国や地域をカバーしており、その数なんと157!
- アジア(東アジア、東南アジアなど):22
- 中東:11
- オセアニア:6
- ヨーロッパ:50
- アフリカ:22
- 北米:2
- 中南米:35
- 太平洋リゾート(ハワイなど):3
また、アジアやヨーロッパなど、複数の国をまたがるプランもごさいます。
eSIMを気軽に始めるなら、お得で余裕のある eSIM-san をご利用ください!
\気軽にeSIMを使うなら/
無制限プランで海外でも快適に!
格安SIMとの違いについて
海外旅行に慣れている方は、現地の格安SIMを購入してネット接続することもあります。
しかし、購入や返却する場合には現地語ですることになるでしょうし、その手間も増えます。
何よりSIMカードの交換時に扮紛失してネットや通話ができなくなるのは怖いですよね。
eSIMなら、必要なプランをネットで購入し、データをインストールして使うだけです。
よほどの音が無い限り、海外ではeSIMカードを使た方が「簡単、安心、便利」です。
まとめ
eSIMを海外で切り替えるタイミングは、できるだけ出発前に軽悪を立ててから、必要なプランを購入し、出発前に切り替えた方が良いでしょう。
海外で切り替えることになっても、事前に切り替える方法は把握しておけば、余計なトラブルをかかえこむことはありません。
数あるプランからプランを検討する時、データ容量は余裕のあるものを選ぶのがコツです。
今や仕事のみならず、旅先でもネットは欠かせません。
ぜひeSIMを利用して、海外で良い思い出を残してください!