日本電機工業会(JEM)の調べによると、電子炊飯器の平均価格は2005年度の1万4000円からどんどん上昇し、2014年度には2万円を突破したとの報告があり、今では10万円を超えるものまで登場しています。
しかしこの高額な炊飯器は思いのほか人気が高く、売り上げもそれなりに需要があるようです。
確かに炊飯器に10万円はお高いといえますが、売れるからには何かきっと魅力があるはずです。
今回はZOJIRUSHIのNW-FB18を例にとりその魅力を探っていきたいと思います。
- 高額な炊飯器に興味がある人
- 炊飯器を買い替えようとお考えの方
- おいしいご飯を食べたい方
- ZOJIRUSHIのNW-FB18はこんな炊飯器
10万円を超える高額な炊飯器は何が違うのか?
家電メーカのほとんどが高額な炊飯器を販売しております、もちろん売れ筋とはいきませんが各メーカともに健闘しているといってもよい販売実績を上げています。
炊飯器に10万円と驚く方も多いでしょうが、意外にもプレミアムな炊飯器はある意味では人気商品なのです。
日本人の食文化も変わりつつあり朝・昼・晩と三度お米を食するということが減っては来ておりますが、やはり日本人の主食はお米といっても過言ではありません。
日本人は、他のアジア圏や欧米の方々に比べるとお米に対するこだわりは根強いものがあります。
それはお米の銘柄一つとってもその種類の多さで一目瞭然です。
またお米の産地や種類によりブランド米と呼ばれるほど人気のお米も多く販売されてるのが現状です。
そのお米に対するこだわりが炊飯器の販売にも直結しているのではないでしょうか?
せっかく良いお米を入手出来たとしてもそれをご飯に変える炊飯器の性能で、味はがらりと変わってしまうことは否めません、おいしいお米を手に入れたのならおいしく炊き上げたいと思うのは当然です。
お米を炊くのに適しているのはかまどを使い薪で炊くのが一番といわれていますが、今や、どの家庭でも一部を除けばかまどのある家庭はほぼ皆無といってもよいのではないでしょうか?
多くの家庭では電子炊飯器で炊くのが常識ですし他の方法はほぼないのが実情です。
確かにキャンプなどで炊く飯盒のご飯はおいしく感じるのは私だけではないと思いますが、それをご家庭で再現するには無理があります。
そこで炊飯器の性能が問われるのだと思います。
安いもので小型の炊飯器なら1万円も出せば購入可能ですが、その性能といえばやはり高額な炊飯器との差は歴然としたものが出て当たり前です。
小型の安価な炊飯器でもお米はもちろん炊けますが炊きあがりが問題です。
各メーカともに炊飯器は、あるいみ看板商品ですメーカーの名をにかけて技術を競い合っている部門に炊飯器は上げられます。
おいしいご飯が食べたいという欲求はほとんどの日本人に共通な認識ではないでしょうか?
おいしいご飯を炊くために電子炊飯器は進化してきたのですから、今では究極といってもよい電子炊飯器が登場しています。
高額な炊飯器の特徴
安価な炊飯器のうち窯はほとんどの場合アルミ製となっていますが、高級な炊飯器の内窯の構造は「鉄釜」「炭釜」「土鍋釜」と大きく分けると3種類に分類されています。
また炊き方にも特徴があり高級な炊飯器のほとんどは「圧力IH方式」です。
「IH方式」とは圧力を打ち窯にかけ水温を100℃以上に上昇させ高い火力でお米を一気に炊き上げる方式です。
その結果粘り気の強い甘みのあるご飯に仕上がるという仕組みです。
炊き方にも一工夫
炊き方にも各メーカーのこだわりが見られます、メーカによる技術や機能の違いを表にしていますのでご参考になさって下さい
炊飯方式
可変式 | 内部圧力を変えながら加熱するこの方式は、内窯内に米を対流させお米にまんべんなく熱を伝えます。 |
スチーム式 | 圧力をかけながらスチームで内部を蒸らす炊飯方式で高温の水蒸気でお米をコーティングすることによりうまみをお米一粒一粒に閉じ込めます。 |
真空式 | 内窯内を真空にし短時間でお米の芯まで水を吸水させ一気に炊き上げます、これは炊飯後も保温中のご飯の酸化防止に役立ちます。 |
超音波 | 超音波の振動でお米の給水を促進します |
内窯の材質
炭釜 | 熱伝導が高く保温力にも優れた素材です、かまどで炊いたようなご飯が炊きあがるのが特徴です。 |
土鍋 | 遠赤外線効果で香りが高く甘みのあるご飯が出来上がりますし、蓄熱性もよくご飯が覚めにくいという特徴もあります。 |
鉄釜 | 最も熱効率がよく早くお米に熱を伝え、こちらもかまどで炊いたようなご飯が炊きあがります。 |
多層釜 | アルミや鉄・鋼などの素材を層に固めた釜です、熱伝導もよくまた蓄熱性もあり何より軽量です。 |
おいしいご飯を食べたい方へ
炊飯器一つで同じお米を使っても味は大きく変化します。
その変化は必ず実感として感じられます。
もちろん人により好みは分かれますが、炊飯器によればお米の品種で炊き方をコントロールする機能などが搭載された機種もあり、炊き具合も自在に変化させることが可能なモデルが殆どです。
こういった機能はやはりプレミアムなモデルにしか搭載されておりませんので、とにかくおいしいご飯が食べたいという方にはお勧めの商品がこの高級な電子炊飯器であることは間違いありません。
毎日使うもんだからこそ良いものを選ぶという選択はよい選択だといえます。
ZOJIRUSHIのNW-FB18はこんな炊飯器
上記で説明したプレミアムな炊飯器のある意味トップを走る炊飯器の一つにこのZOJIRUSHIのNW-FB18は数えられます。
最も大きな特徴はそのご飯の炊き方にあります。
炎舞炊きと呼ばれるZOJIRUSHI独特の炊き方は部分的な集中過熱を繰り返すという方式です。
圧倒的な大火力で加熱しながら縦横無尽な対流でお米を舞い上がらせながら炊き上げる方式は、米粒一つ一つまでふっくらと炊き上げお米本来の甘みを際立たせ、おいしさを追求した炊き方と説明されています。
これは底についている6つのIHヒーターで、2つのヒーターが対角線上に分けられ同時加熱することで縦だけでなく横の対流も生み出す加熱方式です。
ZOJIRUSHIのNW-FB18に設置された3つのセンサーで蓋・底・蒸気の温度を検知し吹きこぼれぎりぎりまで大火力で炊き上げます。
今考えられる最高の技術の粋を集めた炊飯器です。
\炊飯器でおいしいお米をさらにおいしいご飯に/
炊飯器の最先端技術をお届けします
まとめ
今回はプレミアムな炊飯器を見てまいりましたが、内窯の種類や構造など各メーカー独自の技術で挑んでいます。
すべてはおいしいご飯を作るという一点に集約された機能を突き詰めたものばかりですが、ZOJIRUSHIのNW-FB18はやはりそのトップの位置に鎮座する機種であるといえます。
家電は値段に応じて性能が比例してくると言われますが、炊飯器も例外ではありません。
高額な炊飯器は様々な機能などが搭載されご飯を炊くだけではなく、保温時間が長くなってもおいしく頂ける工夫もされいつでもおいしいご飯が頂けます。
一度買えば長年使用するものですので、よく吟味なさってご購入されて下さいZOJIRUSHIのNW-FB18はお勧めの一台です。