最近、電車の中で骨伝導イヤホンを使って、音楽や動画を再生している方々をよく見かけたりします。はたして、音漏れはしないのか? 電車内で気になるのか? うるさいのか?
今回は、骨伝導イヤホンとはどういうものなのか?すこし話を掘り下げて、レポートしたいと思います。

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骨伝導イヤホンの音漏れは電車内で気になる?
骨伝導イヤホンは、こめかみや、耳の裏側あたりに装着するものが主流となっています。
そのため、製品の構造上どうしても、音漏れがあるようです。音量を上げると、かなりシャカシャカと音漏れがするようです。
最近のタイプは、品質も向上しだいぶ音漏れも抑えられてはおりますが、完全ではありません。
骨伝導型でないイヤホンも音漏れはしますけど、同じ条件下で使用しますと、やはり骨伝導型のほうが、音漏れの大きさがめだつようです。
電車の車内では、隣の人との距離が近くなります。特に混雑時には、それぞれのパーソナルスペースを確保する事もほぼ不可能です。
電車自体も騒音を発するので、その中で骨伝導イヤホンを使用するとき、音を聞き取るためにイヤホンの音量を上げると非常に大きな音漏れがします。
骨伝導イヤホンは鼓膜ではなく頭骨を通して音を伝えているので、周囲の音が大きい場所や電車のプラットホーム、雑踏のなかでも、骨伝導イヤホンを通した音はちゃんと聞こえているのに、周りの音を遮断することなく、周囲の音を耳で聞くことができます。
とはいえ、周囲の音が聞き取れる分、イヤホンの音を小さく感じ、音量を上げがちになります。そのぶん周りにも音漏れもだいぶ大きくなります。
本人は気づいてなくても周りは迷惑しています。音量に気を付けて使用するように心がけたいものです。
そもそも骨伝導イヤホンってどんなしくみ?
「骨伝導」とは、その名前通り”骨”を通して直接内耳に振動を送り、脳に音を届ける仕組みです。
通常のイヤホンで音を聴く場合は、耳から入ってくる音の振動を鼓膜経由で脳に送り、それで音として脳が認識します。しかし、骨伝導の場合は頭蓋骨に直接音の振動を伝えることによって、脳に音を伝える仕組みになっています。
骨伝導イヤホンは、耳に直接はめ込むのではなく、こめかみ部分に装着するタイプが多いため、環境音などの周囲の音が聞こえやすいのが特徴です。
ウォーキングやスポーツするとき、作業中など周りの音が聞こえることが望ましい状況で、ラジオや音楽を聴きたいときに適していると言えるでしょう。
骨伝導イヤホンのデメリット
骨伝導イヤホンの最大のメリットは、イヤホン使用中に音量をかなりのレベルにまで上げても周囲の音が聞き取れるという点です。
けれど骨伝導イヤホンは、耳穴に入れないという性質上、音漏れしやすいというデメリットがあります。
骨を直接振動させて音を伝えているとはいえ、周囲には”チャカチャカシャカシャカ”とした音が漏れてしまうのです。
そのため電車内で使用すると音漏れする為、周りの方々に迷惑をかける可能性は高くなります。トラブルの原因とならないように、日頃から適正音量を把握し、気を付けるようにしたいものです。周囲との距離感を保ち、適正ボリュームで楽しむのであるのなら、何の問題もないでしょう。
骨伝導イヤホン実際に使ってみた

通販で骨伝導イヤホンを注文し、自宅に届いたので実際に使ってみることに!
今回はAmazonで購入した海外製と思われる骨伝導イヤホンです!
- 品名:骨伝導イヤホン
- 内臓バッテリー:180mah
- 充電時間:約2.5時間
- 音楽再生時間:約8時間(50%ボリューム)
- 重量:29g(本体のみ)
- サイズ:138x108x44mm
- Bluetoothバージョン:ブルーベリー5.3
- Bluetooth接続距離:約10メートル
- 対応コーデック:SBC,ACC
- マイク感度:-42db
- スピーカーインピーダンス:8Ω

最初に梱包を開けて思ったことは「何故に耳栓が入ってるん?」ということでした。
恐らく、骨伝導イヤホンの真骨頂を楽しむためには耳栓を活用した方が良いということなのでしょうが、今回は、耳栓をしない場合のレビューを記載します。

まず、思ったことは、思ってたよりも、軽くてコンパクトで使いやすそうだと感じました。

試しに音が鳴っている状態で使用状況を再現するためにイヤホンのスピーカーが手のひらにくっつく状態にし、手の上において耳を近づけてみたら、やはりチャカチャカシャカと音がします。また、骨伝導イヤホンなだけに、振動も結構なもの。けれども、そんなに気になるほどのことでもないなと感じました。
しかし、ボリュームを上げていくと、1メートル程離れた所でも、音が聞こえて少し気になりました。※大きすぎるわけではありませんが、電車内などでは気になるレベルかもしれない、と感じましたね(;^ω^)
試しに同じ条件で(ボリュ―ムの設定)両方のイヤホンを使用した場合、骨伝導イヤホンは周りの音が聞こえるのに対して、耳に差し込むタイプのイヤホンだと周りの音を聞き取ることができませんでした。 (※両方とも音漏れあり・骨伝導イヤホンは音漏れが比較的顕著に感じられました。)
骨伝導イヤホンは使用中でも、周りの音が聞こえるので、電車内のアナウンスや人の話し声も聞き取る事が出来るので周りの変化にもいち早く気づくことができます。
骨伝導イヤホンも音量にさえ気を付ければ、耳掛けイヤホンと比べて特別音漏れが大きいというわけではありません。
そうは言っても、骨伝導イヤホンの音漏れが気にならないという訳ではないです。
極力音漏れさせたくないようでしたら、インナーイヤー型やノイズキャンセリング搭載のものを使う事がいいでしょう。
通話機能については、問題なく使用できました。
また、骨伝導イヤホンにはマイクが内蔵されているようで、そのまま骨伝導イヤホンを装着したまま通話することが可能でした!
これであれば、運動や運転をしながらでも通話が可能なので、お得感があるかも!と正直思いましたね♪
保証期間も18か月と長いです!

気になる方はぜひ、骨伝導イヤホンをお試しください(^^♪
まとめ

骨伝導イヤホンは、通常の耳かけ型イヤホンと違い、頭骨から直接脳に振動で音を伝えるので、電車内のアナウンスや、周囲の音とか隣の人の話を聞き取ることができます。
また、骨伝導イヤホンは音を鼓膜を通して聞き取るわけではないので難聴にはならないと言われてます。
しかしその特性上、音漏れもかなりするのでお使いの際は、周りに迷惑がかからないようにイヤホンのボリュームに気を付けましょう。