掃除機を買うなら紙パック?サイクロン?MC-NS100K

掃除機を買うなら紙パック?サイクロン?

近年掃除機はサイクロン方式が主流ですが、紙パック式掃除機とどちらが良いのでしょうか?どちらも一長一短ありますがその特徴から見てまいりましょう。自身に最適な掃除機をどちらを選ぶべきか迷った時の参考になれば幸いです。

掃除機を買うなら紙パック?サイクロン?パナソニックMC-NS100K

掃除機を新しくお買い求めになるさい気になるのは、今主流になりつつあるサイクロン方式か従来からある紙パック方式のどちらが良いか迷いますよね。

勿論最近の掃除機はサイクロン方式でも紙パック式でも甲乙つけがたい商品ばかりです、パナソニックも新製品として「MC-NS100K」など紙パック式掃除機を発売しておりますがサイクロン方式の「MC-SR41K-A」も販売しております。

どのメーカーも同じようにサイクロン方式と紙パック式の掃除機を併売しているのが現状です。

これは購買層がそれぞれに相当数いらっしゃるということの表れではないでしょうか?

それぞれに持ち味がありまた特徴も違いますが、掃除機としての基本性能はサイクロンも紙パック式も吸い込むという点においては遜色のないものだと思います。

結果両方式ともに併売されているのではないでしょうか?これが現状です。

サイクロン方式の特徴

サイクロン方式の最大の特徴は紙パックを使用せず吸い込んだゴミは直接ダストボックスと呼ばれるところに収集されます。

吸い込んだゴミと空気は遠心力の力で分離され、分けきれなかった微細なごみはフィルター通して除去され、基本的に排出されるのは理論上では空気だけです。

ダストボックスと呼ばれる部分はどのメーカーもほとんどが水洗いOKな仕様なので、汚れや埃がゴミ捨ての後でも目に見えるようであれば水洗いで綺麗になります。

サイクロン方式と呼ばれる掃除機は強力な吸引力が大きなうたい文句となっています。またサイクロン掃除機は比較的小型のもので軽量化されたものが人気のようです。

小型化出来るのは紙パックの収納部分が必要ないという点で小型化が進んでいるようです。

小型が進む半面サイクロン方式はこまめなごみの回収が求められます。

この点では紙パック方式の方が少し優位に立っていると言えるかも知れませんが大型のサイクロン方式の掃除機も勿論存在します。

しか近年の傾向としてサイクロン掃除機はやはり軽量小型の方向に向かっていると言えるのではないでしょうか。

紙パック方式の掃除機

サイクロンに対して紙パック方式の掃除機はその歴史は古く長いものがあり、掃除機としてはある程度の完成系と言えるものが数多く販売されています。

紙パック掃除機は吸い込んだゴミを使い捨て形式の専用の紙パックに収集します。

吸い込んだゴミと空気は紙パックに送り込まれ空気だけ紙パックを通過する仕組みで、やはり排出されるのはこちらも理論上は空気だけということになっております。

最近の紙パックは大変性能もよくなり微細なごみや埃は通さず空気だけを通すような構造です。

またごみを捨てる際にも手を汚さなくて済むように紙パックにも様々な工夫が施されたものが多く流通しているのも特徴です。

サイクロン掃除機と比べると紙パックを使い切った場合購入しなくてはならないのは経済面から考えるとサイクロン式よりは負担が大きいと言えるかも知れません。

しかし性能面から見ますと決してサイクロン掃除機と比べても遜色ないものが多いと言えますし、購入の際にかかるコストはサイクロンよりも安価なものが多いかも知れません。

初期費用を抑えるかランニングコストを取るかで、サイクロンと紙パック式に分かれるのではないかと考えます。

近年では紙パック式の掃除機でも小型のものも多く販売されていますので大きさで選ぶというよりも最後は好みと言う点はあるかと思います。

ふたつの集塵方式の違いを五つの項目で比較してみる

  • ゴミ捨て
  • フィルターの掃除
  • ランニングコスト
  • 吸引力の持続力
  • 排気の綺麗さ

ゴミ捨て

1.ゴミ捨て

ゴミ捨てに関して言うなら、圧倒的に紙パック方式が楽でなおかつゴミ捨ての際に埃やゴミが空気中の舞い上がりそのことで床などを汚す心配がありません。

またごみ捨ても3~5か月に一度で済むのも面倒が少なく紙パックが有利です。

2.フィルターの掃除

フィルターのお手入れが必要なのはサイクロン方式の掃除機で、そもそも紙パック掃除機には基本フィルターは存在しておりませんのでこちらも紙パック方式が有利です。

3.ランニングコスト

ランニングコストのみを見てみますと高くなるのは紙パック方式の掃除機です。
サイクロン形式の掃除機はゴミをダストボックスに集めますので紙パックのように買い替える必要がありません。

紙パックは一枚数十円からハウスダウトまでカットするものは数百円と経費が必要です。

4.吸引力の持続力

吸引力はゴミがたまってきてもさほど変わらないのがサイクロン方式の掃除機です。
紙パックの場合ですと紙パックの紙が目詰まりしてくると吸引力は落ちます。

5.排気の綺麗さ

排気の綺麗さで言うならサイクロン方式の方が紙パック方式より勝ります。紙パック方式は数か月ゴミを掃除機内部にため込みますので排気臭はしてくるようになります。

排気される空気に含まれる微細なハウスダストや粉じんなどの量は、それぞれのフィルターや紙パックの性能に影響されますのでタイプ別で比較は難しいのが現状です。

パナソニックMC-NS100Kは小型で軽量しかも紙パック

ある意味サイクロン方式と紙パック方式の良いとこどりをしたものにパナソニックMC-NS100Kという商品があります。

この商品は掃除機本体で吸引したごみを、クリーンドックと呼ばれる個別の充電並びにゴミを掃除機本体から移す方式で紙パック方式でありながらサイクロン方式のような使い方が出来る物です。

まとめ

掃除機を買うなら紙パック?サイクロン?の答えは最終的には好みの問題が一番かと思います、慣れ親しんだものを選ばれるなら紙パック方式。

最新の技術を搭載した先進的なものを選ぶならサイクロン方式ということになります。

いずれにしても掃除機を含め白物家電と呼ばれる分野は毎年いずれの商品も進歩しており、どちらを選んでも後悔するものではないと思います。

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