サイクロン掃除機と言えば多くの方はやはりすぐ頭に浮かぶのはダイソンではないでしょうか?しかし国産の家電メーカーもサイクロン式掃除機を多数販売しております。
今回は国産の大手メーカーの日立CV-SV90Kを筆頭に幾つかの商品をご紹介いたしますので、ご参考になれば幸いです。
ダイソンばかりじゃない国産のサイクロン掃除機その筆頭は日立CV-SV90K!
サイクロン掃除機を語るうえで避けては通れないのはやはりダイソンではないでしょうか?
1984年に新技術であるデュアルサイクロン方式を掃除機の為に、イギリス生まれのジェームス・ダイソンが開発したのが始まりです。
1986年にはこの技術を搭載した「Gフォース」を日本で世界に先駆けて発売いたしました。1992年にダイソン社を設立し自ら製造から販売までを手掛けいよいよダイソンの誕生です。
このジェームス・ダイソンのユニークな点はいまだ現役であるばかりか過去一度もCEOの肩書を持ったことはなく、自身を創業者兼チーフエンジニアと呼ばせていることです。
実際ジェームス・ダイソンは現役エンジニアとしてその地位を確固たるものとしている点はユニークで、ある意味スティーブ・ジョブズを彷彿させるものがあると思いませんか?
閑話休題ですがダイソン社はその後も順調に事業を展開し特に日本ではダイソンは高額でありながら販売実績を着実に伸ばしております。
しかし、国産の家電メーカーも沈黙を守っていたわけではありません、サイクロン技術は日本の国産メーカーにより昇華され、今ではダイソン一択であったサイクロン市場にも分け入り、その牙城は今では崩されたと言っても過言ではありません。
サイクロンと言えばダイソンでしたが今やサイクロンは国産メーカーにとっても主力商品として各メーカーがしのぎを削っています。
その中でも人気の日立CV-SV90Kをご紹介いたします。
日立CV-SV90K
いまではサイクロン掃除機の売れ筋ランキングでは堂々の1位を守っているのは日立 HITACHICV-SV90K-W(※ヨドバシ通販より)です。
日立 HITACHICV-SV90Kの一番の人気の秘密は価格にあるのかも知れません?高性能でありながら税込み25,482円(注:楽天市場調べ)とお求めやすい価格は魅力です。
スペック一覧
- タイプ
- 吸込み仕事率(消費電力)
- 運転音
- 本体寸法
- 本体質量
- 集塵容積
- ヘッド。ヘッド機能
- クリーン機能
1.タイプ:サイクロン吸塵方式
2. 吸込み仕事率(消費電力):300W~約40W(840W~約140W)
3.運転音:59~約54dB
4. 本体寸法:300(長さ)×225(幅)×287mm(高さ)
4.本体質量:2.5(標準質量3.8)Kg
5.集塵容積:0.25L(コード長5m)
6.ヘッド/ヘッド機能:パワフルエアーヘッド:回転ブラシ・クルッとヘッド・ペタリンコ構造・ワンタッチ着脱・水洗い対応・エアー駆動
7.クリーン機能:綺麗な排気機構(0.3~10マイクロメートル):捕集率約99%
以上が基本性能であり本体情報です。
日立CV-SV90Kが売れている訳
キャニスター型にしては大きさや重さなどへの配慮が良くわかる商品であるところと、価格面も手が出しやすい価格帯にある商品であるところは大きな魅力です。
また吸込力がダストケースが満杯になるまで落ちにくいのも特徴ではないでしょうか?
メーカーの公表値ではありますがダストケースにゴミが0の状態から、ゴミ捨てラインまで風量の持続性は99%持続すると公表されております。
(※一般社団法人 日本電機工業会自主基準「電気掃除機の吸込力持続率測定方法」による表示です)
また吸引力が強力でありながら静穏性も高いのも魅力の一旦です。
運転音は59dBと表記されており、通常の人と人での会話の音量は60dBと言われていますのでその静穏性は静かと言ってもよいレベルです。
ダストケースが本体より取り外せるので、ダストケース丸ごと水洗いもOK!衛生的に見てもダストケースはいつも綺麗にしておきたい所ですのでこれは便利な配慮です。
ゴミを捨てる際にもひと工夫されています、「からまんプレス構造」と呼ばれる仕組みは、空気の流れを利用してゴミをしっかり圧縮します、髪の毛なども絡みにくくゴミ捨てが楽です。
しかし特筆する点は掃除機のヘッド部分も丸ごと水洗いできる点です、通常のサイクロン掃除機はヘッド部分にもモーターを装備していたりしてヘッド部分の掃除は困難でしたが解決しております。
以上のようにサイクロン掃除機としては充分な機能とメンテナンスやゴミ捨てまで計算されつくして生産された商品でありながら高機能掃除機としては安価な価格設定が売れている根拠です。
その他の売れ筋サイクロン掃除機
その他にも今売れているサイクロン掃除機をご紹介しておきます。
日立CV-SP900L
日立のサイクロン掃除機のフラッグシップモデルと言ってもよい機種です。
日立CV-SV90K搭載の機能に加え「ごみくっきりライト」「パワフルスマートヘッド」「シンクロフラップ」など性能も使い勝手も一段上のサイクロン掃除機です。
東芝VC-CF22A
HITACHICV-SV90Kよりもさらに軽い本体質量2.2Kgを誇る軽量モデルです、また掃除中も本体が転倒しにくくなる「スムーズタイヤ」構造は目立たないけれど嬉しい配慮です。
こちらの商品もダストカップやヘッドを水洗い可能となっておりゴミも「トルネードプラス」と呼ばれる機能で圧縮しさらにダストカップには帯電防止加工がなされており随所に細やかな配所のあるサイクロン掃除機です。
まとめ
以上のようにサイクロン掃除機はもはやダイソンの代名詞とは言えず国産メーカもこぞって競い合っています。
価格帯も安いものなら2万円を切るものから販売されており選べる機種も豊富です。
掃除機の買い替えなどをご検討中であれば是非ご自身の目で、家家電量販店などでご確認ください、部屋の間取りや大きさ・用途に合った商品が必ず見つかることは間違いありません。